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昔から散々観て来た筈なのに 新鮮な輝きと共に脳裏に焼き付いた。 その事が今シリーズ制作の原動力あるいは切っ掛けとなって、 原久路の澱みなきバルテュス絵画考察への王道の出発となった。 このポーランド貴族の血筋を持つ世紀のマスターは 何者も追随を許さない孤高の存在であり、 その数々のマスターピースと付き合うのは 並大抵の事ではあるまい。 愛機のPENTAX67で 埼玉県にある大正時代築開業医の診療施設と入院施設(一般公開は無い)において、 2006年夏から翌年春まで撮影。 それはバルテュスが自然光で絵を描いていた様に 全て自然光で撮影されている。 室内に劇場用のスモークを炊いたり、 各人にピントを合わせたり、 絵画でしか表せない平面表現を 写真で具現化する事で一種独特の空間作りに成功している。 各作品の色合いがバラバラなのは 原久路の古い寫眞のコレクションが、 各々の状態や経年によって 様々な変色を帯びて残っているところから セピアに近い色、黒に近い色、グレーに近い色 正に今展のテーマである『濃淡』NOTAN な色と言える。
by oto-gallery
| 2010-08-02 13:30
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