OTO GALLERY
home page:
http://oto-gallery.jpn.org/ e-mail: b-mitsou@kc5.so-net.ne.jp oto-galleryの本棚 oto_gallery カテゴリ
2015-blog書籍 DVD 販売 版画絵画販売 2011-blog 2010-blog 2009-blog 2009TCAF東京アートフェア 2008-blog 2007-blog 過去の展覧会 乙クッキー★◆■ アーティストグッズ ART OSAKA 2011 2012年-blog ART KYOTO 2012 ART OSAKA 2012 2013-blog 中村キク ART OSAKA 2013 2014-blog 2015年ブログ 2016-blog グラス食器販売 未公開 2017-blog 2017 個展 2017〜2018年 乙画廊展 2018年 2019年 2020年 2021年 2021年〜2022年 2022年 2023年 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
甘い蜜の部屋 森茉莉
真梨乃さんの好きな小説である『甘い蜜の部屋』。大正時代の優雅な生活者の物語。藻羅(モイラ)と林作、そしてアレクサンドラ。永遠の聖書の様な著。三島由紀夫が唯一認めた女流作家らしいその半生をも、物語った世界。その境遇から出た耽美で優麗な様式美である。読んだ事の無い方は一度読まれてはいかが?/父の森鴎外は本名が林太郎で、この小説の林作は正にそのモデル。鴎外はかなり個性的な人物だったようで、潔癖性で風呂嫌い(最低!)、自分の子供にはいずれも西洋の名前を付けていて、長男、於莵(オット)。長女、茉莉(マリ)。次女、杏奴(アンヌ)。次男不律(フリッツ)。三男、類(ルイ)。/茉莉の長男も爵(正しくは四から上を木に置き換えた字)(ジャックJacques)この長男と茉莉はズッと恋人の様に過ごしていた事は有名で、又、鴎外の膝の上にも16歳まで乗って溺愛。こんな家庭は羨ましく(?)、薄ら愚らめしく、正に地を行く闇グラっ。
by oto-gallery
| 2008-09-17 17:39
| 2008-blog
|
Comments(0)
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||