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by otogallery
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11月のヴァニタス展_。メメントモリ_。
ヴァニタス展出品予定
池田俊彦「老腐人-R」銅版画 ed.20/100×70cm
(文化丁買い上げ作品)

11月のヴァニタス展_。メメントモリ_。_b0124224_15344639.jpg16〜17世紀のオランダ・ベルギーを中心に静物画、生活画を聖書の言葉「vanitas vanitatum」(空たちの空=現世の物事のはかなさ・時のうつろいやすさ・虚しさ)をスカル(髑髏)、蝋燭、楽器、花等で、象徴・記号化し、描き込み、暗示させた作品。これらヴァニタス画には、他にも象徴させた物に懐中時計、砂時計、地球儀、パイプ、剣、書物、貝殻、熟れ切った果物、煙、絹のショール等等〜があり、ラテン語のmemento mori<=死の象徴>とされる物と共通していた模様。メメントモリとは『自分自身が死ぬ存在である事を忘れるな』『死ぬ事を思いだせ』の意。これは比較的有名な言葉であり一般的である。又、そもそも、それらのモチーフ(市場、台所、狩猟、豪華絢爛な品々)はパトロン(依頼主)のコレクションや富を対外的に顕示する為に描かれたのだが、ヴァニタスはその延長として派生し、ドクロ、炎の消えたロウソク、そして、砂の落ち切った砂時計等となる。ヴァニタス画は元々肖像画とのセットで制作され、描かれた者にやがて訪れる死、繁栄の終焉を想起させると言う役割があった。セット販売と言うのは非常に面白く、当時の死生観を顕著に表している。//メメントモリの元々の意味は『人生は短い、充実した生活を送りなさい』『存分に今を生きよう』〜で、大変強気な非常に良い考え方だったのが、キリスト教では『平等にみんな死ぬ、だから死の備えをしなさい』『絶対死ぬから今から準備を』と大変弱気な感じの思想になり、これが後のヴァニタス画に通じていった_。//死は永遠とも言えるから、生死については人間永遠のテーマである。//近頃、若い人たちのファッションにドクロをたくさん見掛ける。かっこいいーと言う。これはどう言う事だろう?ドクロは瞑想のアトリビュート(属性)でもあるが正にヴァニタスである。勉強して得た知識の儚さ、学び過ぎれば身体も疲れる。死ねば権力、富、博学も等しく確実に滅ぶ。知ってか知らぬか〜学校、ベンキョー嫌いでヴァニタスファッションは大変、理にかなっている。ドクロTシャツを着たミュージシャンも〜聴覚の喜び=現世の虚しさ〜と言う事にも繋がる。//反社会と言うのと似ているがちょっと違うのだが〜。勘違いしていないかorz
by oto-gallery | 2008-10-30 15:30 | 2008-blog | Comments(0)
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